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1998年の中国人権事業の進展状況

中華人民共和国国務院新聞弁公室

 

一、 人民の生存権と発展権

二、公民の政治的権利の保障

三、人権に対する司法保障

四、公民の経済、社会、文化の権利

五、女性と児童の合法的権益

六、少数民族の権利

七、人権分野における対外交流と協力

 

一九九八年の中国人権事業の進展状況

  一九九八年は中国の改革・開放実施二十周年に当たり、中国の人権事業が改革、発展、安定の中で引き続き進展をとげた年でもある。この年、中国はアジア金融危機の大きな影響を受け、特大洪水に見舞われた状況の下で、国民経済が着実に成長し、人民の生活が引き続き改善され、民主と法制建設が明らかに強化され、人権状況がたえず改善されるという好ましい状態を保った。

一、 人民の生存権と発展権

  中国は十二億五千万の人口を擁する発展途上国である。人民の生存権と発展権の擁護と促進は、終始中国の人権の方面における第一の課題である。

  改革・開放以来、中国政府はずっと人民の生存権と発展権問題の解決を第一位に置き、経済を大いに発展させ、国民経済を年平均九・六%の成長率で持続的に健全に発展させ、人民の生活水準を大幅に向上させた。二十年来、国内総生産(GDP)は五倍近く増え、一人当たりGDPは三・四倍増えた。都市・農村住民の収入は大幅に伸びた。一九七八年から一九九七年までに、農村住民の一人当たり純収入は百三十三・六元から二千九十・一元に増え、物価要素を差し引いて、実質的に三・四倍増え、年平均伸び率は八・一%であった。都市部住民家庭の一人当たり可処分所得は三百四十三・四元から五千百六十・三元に増え、物価要素を差し引いて、実質的に二・一倍増え、年平均伸び率は六・二%であった。都市・農村住民の貯蓄預金残高は二百十億六千万元から四兆六千二百七十九億八千万元へ、一人当たり貯蓄預金額は二十二元から三千七百四十四元へとそれぞれ二百十八・八倍、百六十九・二倍増えた。住民の住宅条件は著しく改善された。都市部住民の一人当たり居住面積は一九七八年の三・六平米から一九九七年の八・八平米に拡大され、一・四倍増えた。農村住民の一人当たり居住面積は八・一平米から二十二・四六平米に拡大され、一・八倍増えた。国内商品は充足し、ほとんどの商品の供給が需要を超えたかまたは供給と需要のバランスがとれている。都市・農村住民の百世帯当たりテレビ保有量は世界平均水準を超えた。交通、通信などの生活施設と各方面の生活環境も一歩一歩改善され、生活の質は大幅に向上した。住民の消費支出に占める食品支出の比率はたえず下がっている。一九九七年、都市部住民の「エンゲル係数」は一九七八年の五九・五%から四六・四%に低下した。農村住民の「エンゲル係数」も五五%に低下した。統計が示しているように、経済水準、物質生活、人の資質、文化生活、生活環境などの面から総合的に推測すれば、一九九七年現在、中国でまずまずの生活に入り始めた人は八六・五二%を占めた。これは、全般的に言って、中国人民の生活水準が衣食満ち足りてなお余りがあり、まずまずの生活に近づきつつあることを物語っている。

  一九九八年、中国政府は引き続き人民の生存権と発展権を擁護、促進するため、大きな努力を払った。この年、中国はまれに見る特大水害に見舞われ、二億余人が災害を被り、直接的な経済損失が二千億元を超えた。水害と闘う中で、中国政府は終始被災地区の人民の生命の安全を第一位に置き、全国人民を動員し、あらゆる措置を講じて、被災者の衣食、清潔な飲用水、住宅、治療を確保し、被災地の生徒が学校で勉強できるようにし、被災地の人民の生活を保証し、その生命と財産の損失を最低限に抑えた。中国政府はまた確実な措置を取って、被災地の復興活動を真剣に手配し、被災後、疫病がまん延しないよう確保し、被災地の住民が安全に冬を過ごし、住宅再建、生活と生産の回復を順調に進められるように保証した。

  一九九八年、アジア金融危機がいっそうまん延し、アジアと中南米の多くの国の経済的利益をひどく損ない、一億人もの人の生存状況を悪化させ、また中国の経済発展にも重大な影響を及ぼした。中国政府は積極的に対策をとって、アジア金融危機の衝撃を成功裏に防ぎ止め、国民経済にわりに速い成長を保たせ、人民生活を引き続き改善した。一九九八年、GDPは前年比七・八%増えた。農村住民の一人当たり純収入は前年比実質的に四・三%伸び、都市の住民の一人当たり可処分所得は実質的に五・八%増えた。それと同時に、中国はまた周辺の多くの国が通貨の大幅に切り下げられるという圧力を受け、重大な経済損失を担う状況の下で、世界に対し高度に責任を負う精神であくまで人民元の切り下げをせず、関係諸国に力の及ぶ限り援助を提供し、世界経済の安定を維持し、危機が各国人民の生存と発展に及ぼすマイナスの影響を緩和、解消するために自らの貢献をして、世界各国から広く賞賛された。

  中国は普遍的に人民の生活水準を高めると同時に、貧困人口の衣食問題の解決をずっと非常に重視している。一九九八年、政府と社会各界の共同の努力の下で、農村の八百万人の貧困人口の衣食問題が解決され、中国農村の貧困人口を一九七八年の二億五千万人から現在の四千二百万人に減らして、世界で貧困人口を最も速く減らす国となった。これは世界にまだ十三億の貧困人口があり、かつ毎年二千五百万人の速さで増えている状況とは鮮やかなコントラストをなしている。

生活水準の向上と生活環境の改善にともなって、人民の健康水準が大幅に向上した。統計によると、中国の人口死亡率は建国前の三・三%から現在の約〇・六五%に減り、人口の予期寿命は建国前の三十五歳から現在の七十・八三歳に延び、発展途上国の平均指数より十歳長く、中等先進国の水準に達している。

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