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斬新な形で眠った文物を蘇らせるカルチャー番組「国家宝蔵」が放送開始 

人民網日本語版 2017年12月07日08:38

文化財を取り上げた大型カルチャー番組「国家宝蔵」が3日夜より放送開始となった。同番組は中央テレビ局のバラエティチャンネル(CCTV-3)が2年の歳月を費やして制作した番組で、中国の9大国家級博物館を取り上げていることから、放送前から話題となっていた。第1回目が放送されると、同番組は中国の情報コミュニティサイト・豆瓣で9.3ポイント(10ポイント満点)という高い評価を獲得。故宮博物院の単霽翔院長は、「視聴者にも、我と同じように『国家宝蔵』を好きになって欲しい」とネットユーザーたちに呼びかけた。新華網が伝えた。

文化財関連の番組というと、ほとんどの人が鑑定番組を思い浮かべるに違いない。そうしたタイプの番組はバラエティとしての面白さはあるものの、そのほとんどの焦点が文化財の価値や鑑定方法に向けられ、文化財自体には向けられない。中央テレビ局が「国家宝蔵」を制作した際の出発点は「眠った文化財を蘇らせる」ことにあった。

第1回目の放送では、故宮博物院内収蔵の「千里江山図」と「各種釉彩大瓶」、「石鼓」という文化財3点が紹介された。俳優の李晨(リー・チェン)と王凱(ワン・カイ)、梁家輝(レオン・カーフェイ)を「国宝の守護人」役に起用し、視聴者のために国宝の「前世」を語らせている。またミニストーリー形式で文化財にまつわる出来事や歴史を紹介すると同時に、その文化財を現在引き継ぎ、保護している人を探し出し、その人達の物語を語ってもらう。

文化財から文化財の背後に隠された奇跡、文化財を保護する人々と彼らと文化財にまつわる物語、数千年もの間脈々と引き継がれてきた民族の大義まで、「国家宝蔵」は人々の文化財に対する、関心や理解をさらに深く掘り下げていく。

実のところ、博物院文化人気は以前から高く、近年来、故宮の周辺グッズやギフトが、新しいギフトスタイルのトレンドを生み出してきた。故宮の中国風のテープでデコレートした海外ブランドのメイク用品がブームを巻き起こし、女性たちからは「中国テイスト最高!」と絶賛されているだけでなく、故宮博物院のネットストアでは新商品が出るたびに即完売となる。ドキュメンタリー番組「我在故宮修文物」も一世を風靡し、一般人の生活とはやや距離感がある博物館、そしてそこに収蔵されている文化財を、重厚な歴史の奥底からゆっくりと引き上げることで、これまでの「日陰者」が一躍「人気者」へと変化を遂げている。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年12月7日

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