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「2016年中国医学健康指数」発表 不安感を抱く人の4割に持病あり

人民網日本語版 2017年05月19日11:10

17日、「2016年全国民中国医学健康指数」が発表された。これは、全国の都市部住民を対象とした調査研究にもとづき取りまとめられた、中国初の中国医学養生指数だ。研究の結果、「不安感」を抱いている人のうち4割以上は、何かの病気に罹っていることが分かった。また、調査対象者を年齢層別にみると、持病がある人の割合が最も高かったのは20-44歳で23%に達した。北京晨報が伝えた。

〇肉常食者の疾病罹患率は25.4%

中華中医薬学会は北京で17日、「2016年全国民中国医学健康指数研究報告」を発表した。同報告は、中国医学の立場から、全国の都市部住民の健康状態と養生の状況に対する調査研究の結果を取りまとめたものだ。調査対象となったのは、全国各地に住む、経済状態が異なる、さまざまな規模の都市に住む異なる年齢層の市民。

調査の結果、2016年度の中国医学健康指数は60.9ポイントだった。「健康な人」の割合は51.0%、「まあまあ健康」な人は31.7%、「持病を抱えている」人は17.2%だった。「常に不安感を抱えている」とした人のうち、病気を抱えている人は41.4%に達した。「普段は不安を感じない」人の場合、持病をもっている割合はわずか4.1%だった。

食習慣の面から見ると、夜食をとる習慣がある人のうち、病気を抱えている人は42.4%に上り、朝食を食べる習慣のない人のうち36.2%は病気だった。一日三食規則正しく食べている人で病気に罹っている人は14%。飲食習慣からみて、普段の食事が肉中心の人の25.4%は持病を抱えており、普段の食事が野菜中心の人で病気を持っている人は18.3%、肉も野菜も食べる人で病気の人は14.9%。

〇疾病率トップは20-44歳

年齢層別にみると、20歳から44歳は、病気を抱えている割合が最も高く23%に達し、45-59歳は11.7%、60-80歳は12.1%だった。つまり、若者層の方が、老年層より病気を抱えている割合が高かった。

もともと20-40歳といえば、身体が最も丈夫で血気盛んな時期だ。だが、数年前から、さまざまな疾病の発病年齢が低年齢化する傾向にある。中国医学専門家は、「20歳から44歳と言えば、人生で最も良く学び、最も奮闘する時期であることから、エネルギーや体力を使い過ぎるケースが多々生じ、健康に対する脅威をもたらす。また、誰でも若い頃は自分の身体を過信してつい無理をしがちで、身体のケアや健康の維持に注意を向けないことが多い」と指摘した。

居住環境別にみると、都市部住民で病気を抱えている割合は18.1%と、農村部住民(13.6%)を上回った。このような結果が生まれた原因は、複雑多岐にわたる。総じていえば、農村の空気は都市よりクリーンで、生活上のストレスは都市より少なく、手に入る食材もより新鮮な場合が多く、農村生活には、都市生活より健康にプラスとなる要素が多く存在しているといえる。

〇家庭に小さな子供や老人がいる人はより健康

運動の頻度を見ると、毎日規則的に運動している人で健康な人の割合は41.5%、病気を抱えている人は20.5%だった。この結果は、合理的で適切な運動習慣は、健康状態を維持する重要なポイントであることを示している。

このほか、家族構成の違いによって、健康状態にも違いが生じていることが分かった。調査によると、「3人家庭(若夫婦と子供)」で病気を抱えている人の割合は25.1%だった。病気を持っている人は、胃、肝臓、脾臓に問題がある場合が多い。一方、「3世代家庭(若夫妻+子供+老人)」の場合、病気に罹る割合はより低く、13.8%にとどまった。

専門家は、この点について、「統計データの結果は、『子供を持ってから老人と同居することは、家族全員の健康にとってプラスに作用する』という事実を物語っている。また、幼い子供の面倒を見ることは、家族の健康に大きな影響を及ぼし、老人が子供の面倒を見るという役割を担うことは、家族全員の健康にとって有益であることも示している」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年5月19日

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